句ニキとは句日記のこと。してみむとて、するなり。

持っていることをわかってて同じ本を買うのはままあることだけど、買った本を持っていることに気づいてなかったのは初めてだ。

ひまはりの上向く上へ虫たかる
病葉かどうか分らず落ち着かず

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箱根登山鉄道の乗車券は略したらザンテツケンだなあ。

青梅実梅SUVがばつと踏み
老松浴衣あるところまでかけ足で

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日々の払いの九割近くをクイックペイで済ませていて、ほとんど不満はないが唯一気になるのは支払い時の音だ。もうあと一歩普遍性のある音がある気がいつもしてしまう。

あぢさゐや花の終はりは骨と散らし

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不老不死という題材はほとんどが自らに及ぼす影響を云々するものという感触があるが、生きている人は死んだことがないのだから、どちらかというと自然な感情としては、もう他人に死んでほしくない、という他者が死なない想像の方が先に来るものなんじゃないだろうか。

このところ気になるバナナ買はんのだが

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周年イベ後の方がなぜかdbd熱が高まる。

蒲の穂のもとに霊界理論あり

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歯医者でTシャツを褒められる。5000円払う。

甲子園の土で死にたい女の子

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もぉしょ。。。

死出虫の子もここに住む石の道

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部屋の中まで熱波。アモキシ試論。

滑り抜けたる汗の玉腰で消え

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知らない人から持ち物について話しかけられ、その作り手に関して、お知り合いなんですか、と問われると、貪欲だな、と思ってしまう。

サンダルは貝ならすべて拾ふなり
育てたる夏の花みな名は知らず

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嘘のように寝覚めがいい。

張り廻らすニコチン塩基業平忌

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三回に一回はミネラルのことミュネラルって言うようにしている。

電話口に百日紅あり声詰まる
演技すや冷房温度下げんがため

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もう死ぬほど暑くはない。子供のころはファイナンシャルプランナーってフィナンシェソムリエみたいなのだと思っていたものだ。なにせフィナンシェはうまいので。

梅雨明けのサイゼ騒がしササ菩薩
日焼け止め使ひきりたる喜びよ

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毎朝苔むした時計を真正面に見据えるベンチで新聞を読んでいたのだが、今日ついに高圧洗浄機でぺかぺかにされた。ちゃんとやってるんだなあ。

小水の螺旋かはゆき大暑かな

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