句ニキとは句日記のこと。してみむとて、するなり。
句帖を家の中でなくしていた。心臓が縮んだ。
木枯を堪へ瓦の鳴りにけり
昼のうちに冬は来にけり緋毛氈
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アメリカにおけるブードゥーは日本での忍者みたいなものなのか。
扉開けばばりりと頰に冬の朝
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「いま私のおなかの中に金沢があるの」
人参さん綺麗になりたくて悩む
ここにもある大陸飯店初しぐれ
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駅前の書店が閉店する。つらい。
物失せて新しく咲く冬のばら
宿題は炬燵でできるやつてみる
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末廣亭に行く。
山茶花や扇子より火の出る噺
初冬の福神漬の汁が這ふ
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またぞろ末廣亭。二ツ目にあがった鈴々舎美馬さんの紋付が決まっていた。
ときをりは落葉をこぼす時計かな
辻風の犬に驚き乱れけり
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食べ物をちゃんと自分で作り始めたことで改めて器に載っていないものを食べたくないという感情を自覚した。
小雪のコンクリートで出来てくる
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夢のなかで、起きているときと同じことを違う方向から考えているので、時間が伸びているような感覚になる。
大綿に４㌧通り天地あり
いつまでも寒燈とある落し物
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句ニキとは句日記のこと。してみむとて、するなり。
ネクロボティクスでゾンビは実現するのだろうか。
快速も荻のうへ行く朝かな
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自分の中に根強くあったキャンディ優位の序列は、ミンティアブリーズフレッシュレモン、MBFL錠によってあっさり書き換えられてしまった。もうレモンキャンディを買うことはない気がする。しかし梅についてはまだキャンディに一日の長があると思っている。
厚物にむらさき色がよく透る
白壁に厚物の黄を点じけり
厚物の襟足重くなりぬなり
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靴を新しくした。左目と右目で視力が違うのはなぜでしょう。A.違う目だから。みたいなクイズがいっぱい解きたい。
ほどけつつそこより赤み厚走り
紛れなき黄は針管に発しをり
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崖の上のポニョ歌いながら扉を出るところを人に見られたけど、ピンクレディしっかり歌ってる自転車女性を見たのでバランスが取れた。
秋のばら指に記憶は冷たきもの
伊勢菊の隣の白に赤垂らす
行く秋の行かば街道どこへ帰る
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何度繰り返してもザハ案の新国立競技場が実現しないループものが読みたい。
馬返しありずらずらと杜鵑草
みぞそばに足投げだして歌ひをり
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オタクくん見てますか。オレ達からあなたへのレクイエムです。
ずぶ濡れの南瓜のわたが目玉ほど
新蕎麦ににしん載せたくなりもらふ
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おどろきの夏日。ヒポポタマ川駅で待ち合わせ。新しくした靴が小さい。
日没の日ましに深し茨の実
りんだうをひとまづ床や首支へ
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包丁の峰打ちだけで料理を作るとどうなるのか、安心せいと言われても心配になるだろうな。
明かりを点けずコスモスを見てゐたり
コスモスの興味が茎をまた揺らす
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